猫 特発性膀胱炎 と診断された

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猫 特発性膀胱炎 

概 略

臨床兆候は頻尿、血尿、排尿痛、トイレ以外の排尿、二次的尿道閉塞。非常に複雑で単に膀胱炎の問題だけではなく、発症には外的要因と内的要因が関与している。

 

アドバイス

・再発が多く完治が難しい

・診断方法がない(診断は他の泌尿器疾患を除外しての除外診断)

・発症には、内因的(環境、生活上の問題)と内因的(神経の問題や性格上の問題)が複雑

に関与する

・治療の根幹は生活習慣、環境改善である

 

主な症状

□頻尿、血尿、排尿痛、トイレ以外の排尿

 

検査・診断

必要な検査(他の疾患を除外する除外診断である)

□問診

 □食事・トイレ・生活スタイル

□身体検査

 □膀胱の大きさ

□神経学的検査

□尿検査

 □血症・膀胱炎等の除外

□尿検査

□腹部レントゲン検査

□超音波検査

追加・必要な場合に行う検査

□血液検査

□尿培養検査


行っている治療

□飼育環境改善指導

 □トイレ、空間、同居犬猫・人間間のストレス除去など

□食事・飲水の改善指導

□療法食 

□食事方法

□飲水方法

□サプリメント

 □フェロモン療法

□鎮痛療法

□抗うつ薬


推奨する定期検査

1か月ごとの尿検査

□3か月ごとの画像診断

 

予後

生命に関わると言う点では予後良好。しかし非常に間欠的で再発が多く完治しない場合が多い。他の泌尿器疾患を併発する場合が多いので定期的な検査が必要。尿道閉塞を起こした場合は直ちに解除が必要で解除しない限り予後はわるい。

 

                (環境改善チェックシート)

この疾患の治療には環境改善と精神的安定が重要なポイントになります。問題になりやすいとされる項目をあげています。チエックを入れて確認してみましょう!


飲水 

□常に清潔な水

  □継ぎ足さず新しい水で

□清潔な食器

  □毎日洗う

  □洗剤が残らない様にする

□他の猫や犬と共有しない

□複数個置く

□入れ物の検討

□蛇口からや循環式なども検討

□口の広いものや吸水タイプ

□材質の検討 プラスチックや陶器など

水の質を検討

  □温度

  □ミネラルウォーター

  □鶏肉のゆで汁や香りの水なども視野

□置く場所の検討

  □直ぐにのめる場所

  □トイレの近くは避ける

  □人通りの多い場所はさける

食事

□質

□ウエット

□手作り

□ドライ+水を加える

□病院食に変更

□回数

  □回数を増やす

環境改善ストレス回避

□多頭飼育の場合はエリアの確保

□キャットタワーや棚、縦の空間づくり

□隠れられる場所の確保

□外猫の視野が入らない様な環境

□本能的な遊び(かりの体験)猫じゃらし

□爪とぎ

□ゆっくり、のんびり出来る時間の確保

飼主(家族)との接触

□生活スタイル

できるだけ一定に

□時間

昼夜を一定に

□音量の注意

 オーディオ、会話

□接し方や話し方

□アロマ、お香、香水等の確認

□来客者との対応

トイレの確認

□複数設置

□サイズの検討

□カバーなどの検討

□ネコ砂の検討

 質や形、量の検討

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