猫 皮膚糸状菌症と診断された

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猫 皮膚糸状菌症

概 略

真菌(かび)の一種で、伝染性感染症で人畜共通感染症。ペルシャなどの長毛種に好発し、頭部や肢端に脱毛班、裂毛発赤を伴うことがある。通常は掻痒(かゆみ)を伴いが、まれに

掻痒を伴う場合もある。

 

 

アドバイス

・人畜共通感染症(人にうつる)人の場合は、皮膚に紅斑が見られるので、その場合は皮膚

科を受診され、飼い猫が真菌症で治療中であることを皮膚科医に伝える

・適切かつこまめな治療で根治可能(長期の場合もある)

・但し中途半端な治療や無治療で無症状キャリアになる可能性が高い

・中途半端な治療ではなく、大々的に毛刈り等を行いシャンプー等のスキンケアを行う

・生活環境の清浄化が重要なポイントにある

 

主な症状

□好発種 ペルシャ

□脱毛班、裂毛。発赤を伴う場合もあり

□多くは痒みを伴うことはないが時にかゆがる場合もある

□まれに肉芽腫性の炎症

 

検査・診断

必要な検査

□毛の検査(毛をぬき、KOH顕微鏡下で検査)

□皮膚ソウハ検査

□ウット灯検査(紫外線ライトをあてる。検出率は50%)

□真菌培養(培地で育てるが判定に7-10日必要)

 

より有効な検査

PCR検査(検査センター依頼)

場合により行う検査

 □無症状キャリア判定 マッケンジーブラシ法による培養(1-2か月)

 □肉芽腫性に対して病理検査

 

行っている治療

□全身療法

 □抗真菌薬内服  ※薬剤によっては肝毒性が注意!

□外用療法

 □毛刈り(時に全身必要)

 □抗真菌シャンプー

 □抗真菌外用薬塗布

□生活環境の正常化指導

 人畜共通感染症であり多頭飼育ではまん延する可能性があるため

 

予後

長期的な治療が必要になる場合もあるが、生命予後には影響しない。

 

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