結膜炎 と診断された(犬・猫共通)

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結膜炎 と診断された(犬・猫共通)

概 略

犬の結膜炎は全身疾患や眼の疾患から続発する場合が多く原因が多岐にわたる

猫の結膜炎は、原発性が多い

 

アドバイス

・完全に治るものと治らない場合がある

・他の疾患からの症状なのか?眼球(眼の疾患)からか?原発なのかを判断する必要がある

・いつから発症したか?慢性の場合もあるので発現・発症時期が重要

・慢性化した場合は生涯を通しての維持管理治療が必要になるが、抗菌剤の乱用により、菌

体制が起こるので長期の場合は菌の培養同定も行い、必要最小限の抗菌剤の使用をする

 

主な症状

□結膜充血(白目の部分の充血)

□結膜浮腫(はれ)

□眼脂(目ヤニ)

時に

□涙目

□掻痒(そうよう)

 

検査

必要な検査

□眼科検査 視診

  

より有効な検査

□スリットランプ・シルマーテスト・フルオㇾセイン

追加・必要な場合に行う検査

原発性であるか続発性であるかを判断するため場合によっては検査が必要

 □眼圧検査

 □眼脂(目ヤニ)培養検査

 □薬剤感受性テスト

 □アレルギー検査

 □PCR検査 結膜を検査センターに出しウイルスを検査

□血液検査

□超音波検査(心エコー)

□その他検査

  結膜細胞診・生検査

診断

 □原発性か続発性かの診断が出来ているか?

 ・感染性結膜炎

   ①原発性・感染性 細菌性

           ウイルス

           真菌性

           寄生虫

  ②続発性

 ・非感染性

   アレルギー・アトピー性皮膚疾患の続発

   環境刺激(ほこりなど)

   接触過敏

   涙液低下(乾燥性角膜炎KCSなど)

   腫瘍

   ホルモン性(甲状腺・副腎)

 □その他   

眼や眼付属器(異所性まつげ・乱性まつげなど)

   

  

行っている治療にチェック

内科的

・細菌性に対して

□抗菌点眼薬

□抗生剤内服

乾性角結膜炎に対して

□点眼

ウイルス性結膜炎に対して(CDVCAV2 CHV1)

CHV1に対して

□イドクスウリジン点眼 (確立されたものではない)

アレルギー性・免疫介在性

□原因抗原の排除

□ステロイド点眼

□ステロイド内服

□抗アレルギー薬点眼

□シクロスポリン点眼

予後

・通常の結膜炎は予後良好。但し続発性の場合、病態により予後は異なる。

・また慢性した場合は、生涯を通じて維持管理のための治療が必要になる。

・中長期管理法として、細菌性の場合は抗菌剤の乱用に注意が必要である。

 

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